2004.09.11

株式分割と自社株買いの組み合わせ…

 弟から面白そうなメールを貰いました。

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9/9のインボイスの高株価維持対策
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/index.htm

※文中の「コバンザメ」は
1部上場=TOPIX採用銘柄になる=指数連動の運用を行う機関投資家の買いが入る
それに先回りして買う「個人」のこと。

日経平均の採用銘柄変更のときも同じ。ここの9/7も参考に
http://www003.upp.so-net.ne.jp/mhoshina/market.html

チャート見ながら読むと面白いよ。
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 先日のライブドアの話で述べたとおり,株式を分割すると瞬間的に株式流通数が激減して,結果として株価が上がりやすくなる時期ができます。ライブドアはそれを利用して株式を使った企業買収とかをやっているのは先に述べたとおりですが,株価が急騰している時期は「流通量が少ない=売買が成立しにくい」ということなので,高値は付けているものの既存株主が株を高値で売り抜けることはままなりません。

 その逆に株式の発行が済んだ後は,当然急騰したのを見計らった売りが大量に入るのだから,株価が暴落します。実際ライブドアの株価も急降下している訳ですが,弟が紹介してくれたインボイスという会社は,ライブドアも真っ青な株価対策をやったというのが今回のお話。

 つまり,株式分割後の株価が暴落するタイミングで,株価を買い支えるような自社株買いのコンボ。そして,その直後に東証1部へ指定替え(弟のメールにあるように,これも株価を上げるイベントですな)。

 すごいですね。株価維持のためなら何でもアリだ…。

 それにしてもこういうニュースは,所詮は株をやっている人達の間にしか伝わらないだろうから,この会社のユーザーはこういう側面を知らずにサービスを買ってるんでしょうね。少なくとも産業系のニュースでは絶対取り扱われなさそうだし。

 面白いなぁ…

 大学時代の友達が一人東証に行ってるから,今度話を聞いてみるかな(留学中だから最近の話題は知らないだろうけど)。

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2004.09.07

簡単に理解する「地獄へ堕ちろ」

 昼間,松井証券の松井社長が「(ライブドアのような)わけのわからない株式分割をしている会社は地獄に堕ちろ」と言ったとか言わなかったとかいう話をWebで読んだのですが,その後,会社帰りにたまたま読んだ日経ビジネス誌にて,ライブドアの株式分割に関する手口について分かりやすく書いてあったので,松井社長が「地獄に堕ちろ」と言った意味が何となく分かって来ました。

 以下,株式市場について妙に詳しい弟に聞いた話も総合してまとめてみますと

・ライブドアは株式分割を錬金術として使っている。以下はその仕組み。
・ライブドアはここ1年ほど,株式を10分割したり,その後にさらに100分割してみたりしている。
・株式を分割したあとは1株に9株とか99株を割り当てるという作業が必要なので,その間2カ月ほどは市場に流通する株式数が減る
・流通株式数が減るのでやたらと株価が上がったりする。
・株式時価総額が上がったタイミングで株式交換を使って企業買収(ターボリナックスとか)したりする。
・株式時価総額が上がったタイミングで増資をする(これで350億円ぐらいの現金をゲット)。
・株式分割の手続きが終了すると株式流通数が元に戻るので,株価は値下がりする。
・株価が下がるとまずいのでまた株式を分割する。
・最初に戻る。

 で,このような手口は,決してライブドアが初めてやった訳ではなくて,ネットバブル期から結構知られた手口だという話。 弟曰く,ネット・ベンチャー系の会社で1株50万円ぐらいになっている会社のほとんどが,いつ株式分割されるか話題になっている,そうです。恐ろしいですな。

 そして,それ自体を目的とした株式分割は,市場の信頼を失わせる行為のように見えますよね。でも松井社長の怒りはそれだけが原因じゃなくて,以下のような流れもあるのではないかと。

・株式100分割なぞすると単純に株式数が100倍に増える上に,取引も活発化する。
・ライブドアの株を売り買いしてるのはオンライン証券会社のヘビーユーザーばかりなので,オンライン証券の取引数が激増する
・株式分割ラッシュのおかげで,オンライン証券会社はシステム投資などがかさむ一方
・その一方で,株価は分割後は数十分の1になるのだから,取引数は増えても取引額は減る
・手数料収入に繋がらない
・株式分割野郎は地獄に堕ちろ!

 みたいな話になったと想像しました。

 以上,全然門外漢の株の話ですみません。

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2004.04.24

マイケル・ムーアが批判されているようです

 映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」や書籍「アホでマヌケなアメリカ白人」などで日本でも有名になった米国の社会活動家マイケル・ムーアが,「アメリカの雇用を脅かした」との旨で批判されているそうです。英国のニュースサイト「The Inquirer」が報じています

 マイケル・ムーアといえばアンチ・ブッシュの面ばかりが日本で知られていますが,彼のメイン・フィールドは(誤解を恐れずに言うと)左翼。アンチ資本主義,アンチ・グローバリズムが信条で,レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンと一緒にニューヨーク証券取引所前でゲリラ・ライブをやって,大騒ぎを起こしたりしています。もちろん労働者保護にも熱心で,米国で最近流行の海外へのアウトソーシングなんて断固反対,The Inquirerの表現を借りると「The Champion of American jobs」と呼ばれているそうです。

 ところが,The Inquirerの報道によりますと,彼のやってるWebサイトhttp://www.michaelmoore.com/のサイト・デザインや運営を請け負っているのは,カナダの企業だそうです。これが「マイケル・ムーアが,本来米国でやられるべき仕事を国外に流出させた」と批判を呼んでいるとのこと。

 まあ,確かに皮肉な話のように感じます。けど,Webサイトをカナダに移したのは,米国にサイトを置くことに,何らかの危険(サーバーごと没収されるとか)を感じたからのような気もしますね。

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自分にできることを他人にやって貰ってほしい

 FC東京サポーターであることが最近明らかになった木村剛氏のココログをつらつら読んでいたら,興味深いエントリ「団塊パワーは景気の牽引役となるか」とそれに関する興味深いコメントを見つけたので,たまには経済の話でもしてみたいと思います。

 木村氏の今回の主張はタイトルの通り,団塊の世代はもうすぐ仕事をリタイアして金を使う一方の人になるので,消費回復に一役買いそう――というお話。もっとも,バブル期に不動産を高掴みしたであろう団塊の世代のバランス・シートはかなり痛んでそうな気がするので,みんながみんなハッピーになるとは到底思えないのですが,そもそも絶対数が多いこの世代ですから,今後数年で富裕老人の数が大量に増えることは,まあ間違いないでしょう。

 この現象に対して,皆さんはどう感じるでしょうか? 僕の意見は後から述べますが,その僕の意見と全く対照的な意見の例に「無責任な団塊世代」←こういった見解があります。引用しますと,

高価なツアーパッケージや孫のための子ども用品に余ったカネをつぎ込む、まあそりゃ、生産・分配・支出の三面等価に従えば GDP の上昇にも寄与するんでしょうけど、それでいいのか!?と問いたい。そういう内向きな消費ばかりやってて、世の中が幸せになれるのか?自分や自分の家族さえよければいいのか?

私はぜひ、団塊世代が持つ資金をリスクマネーに投資していただきたいと思う。

 というご意見。一面の真実はありますが,僕はこの方のご意見とは全く逆の見解を持っています。

 日本の景気情勢が思わしくないのは色々要因があるとはいえ,端的に言えば,総需要が総供給を下回っているからです。そして,この方が主張するような「消費を抑えて投資をする」という行為は,需要を抑えて供給力をさらに伸ばそうという行為です。また投資をしたお金は結局自分のものであり続けます。そして,もし投資が促進されてベンチャー企業が増えたとしても,総需要というパイが限られている限り,携帯電話の売上高が伸びるにつれてゲームやCDの売上高が激減したように,誰かが幸せになる一方で,誰かが不幸になります。

 よって,団塊の世代によるこれ以上の蓄財は,正直言って社会的な迷惑になるのではないかと感じています。何かに投資してそれが成功した暁には,上記のように世の中が良くなるとは限らない一方で,その人自身やその人の家族は安泰でしょう。そんなのは嫌です(なおこの考えには「輸出」というファクターが抜けていますが,日本の経済活動に占める貿易活動の比率はあんまり高くないので無視しています)。

 もちろんこの方の言うとおり,リスクマネーへの投資はどこかで必要です。また,需要を創造するような発明品が生まれる可能性もあるでしょう。しかしそれは,決して最重要項目ではないと思います。団塊の世代(というか老人一般)に求められるのは,第一に徹底的に消費活動に励むことだと思います。

 大体,

総務省の家計調査(2002年度)によると、世帯主の年齢階級別貯蓄高は60〜69歳が2349万円、70歳以上は2575万円と、働き盛りである30〜39歳の720万円、40〜49歳の1150万円をはるかに上回っている。さらに、4000万円以上の貯蓄を保有する世帯主の平均年齢は63.3歳

 という現状は,明らかに富の偏在を示しており,消費を通じた富の再配分こそが,正義だと思います。

 とはいえ,耐久消費財をバカスカ買ったりするのはエコロジーの考え方に反するので,おおっぴらにやって欲しくない今日この頃。そうなるとやっぱり,ひたすらサービスを買いまくって欲しい,と思います。サービスを買う分には,それで浪費される資源は人間を動かすカロリーと幾分かの水や酸素程度ですから,超エコロジーです。車や液晶テレビを買う金があったら,バシバシサービスに使って欲しいです。端的に言うなら,自分ができることはとにかく他人にやって貰うようにして頂きたい。極端な内向きな消費活動こそ,社会や地球のためになると思います。

 または投資より好ましいのは寄付でしょうね。特に,金を無分別に使う傾向のある若人に,ばんばん富を移転して欲しいです。となると一番いいのは,教育機関への寄付でしょう。ボランティアという名の労働力の無償提供は上記の考えで行くとバッドですが,他に誰もやらなさそうなことなら良いかもしれません。

 ちなみの僕は29歳で,父は57歳。父は団塊の世代ど真ん中です。そして先日父は,会社を退職しました。もっとも退職後は子会社の派遣会社に籍が移り,今までの職場に派遣されるというのですから,賃金カット以外の何者でもないんですけどね――

 それでも,退職は退職なので,お疲れさんの意味を込めて(あと上記のような金の使い方を全くしない――ことに抗議を込めて)20万円分の旅行券を送ったのですが,先日15万円分が送り返されてきました…。このお金は,上記の考え方に基づき,貯蓄することなく両親の代わりに浪費しようと思います。

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2004.04.09

ベッカムがボーダフォンの広告をクビに?

 イギリスのWebマガジン「the INQUIRER」によりますと、マドリー(レアル・マドリッド)のデビッド・ベッカムさんが、英国の携帯電話会社ボーダフォンの広告キャラクターをクビになるかもしれないそうです。

 その理由というのがケッサクで、最近ベッカムさんはPR担当女性との不倫関係を報じられたばかりですが、ベッカムさんはこの女性ともっぱら「text messages」(=携帯メール)によって連絡を取り合っており、、英国のタブロイドはベッカムさんがその女性とやりとりした携帯メールの全文を、(どこから入手したのか)紙面に掲載しちゃったそうです。

 そこで面白くないのがボーダフォンの経営陣。携帯電話のCMキャラクターが、携帯メールを使いこなして不倫をしてもらっちゃ、携帯メールのイメージが落ちる――と懸念して、ベッカムさんの降板を企んでいるとか…

 本当かな(笑)

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室蘭のピンチ

 つらつらとWebを見ていたら、ElephantLogic30というWeblogで「新入生は「市民に」と訴え 人口10万人割れの危機 室蘭市」という記事を知りました。

 室蘭市は人口が10万人を切りそうなので、これはマズいと思った室蘭市が、室蘭工大の入学生に対して「住民票を室蘭に移して!」と呼びかけているそうです。特に室蘭に思い入れはないのですが、この記事について二つ「ほほう」と思ったので、クリップしてみました。

 一つは室蘭の人口が激減しているという点。北海道経済は全般的に非常に低調だそうですが、重厚長大型産業に偏った室蘭は、特に大変なのでしょう。観光資源も無いだろうし…

 そしてもう一点は、

室工大では、市外出身者が室蘭に住民票を移すのは「せいぜい二、三割」(大学関係者)とみられている。 (中略)住民票を移さない理由に「地元で成人式に出たい」という学生も多い

 という話。僕は大学進学と共に住民票を現住所に置くようにしてますが、多くの人はそうじゃないんですね。そういえば大学の後輩が「地元に帰って成人式に出る」と話すのを聞いた記憶がありますが、「年度末テストの時期だっていうのによくやるよ」って思いましたよ。

 ちなみに住民票絡みで言うと、僕は結婚と同時に本籍も区役所(←本籍はどこでもいい)に移しました。これでいつ戸籍謄本が必要になっても楽勝ですよ!(←使うアテはありませんが)

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2004.03.30

とりあえず一安心っぽい?

 小松菜ニュースでも「鳥インフルエンザ…」で、野鳥の死と鳥インフルエンザの関連について懸念を示しましたが、新聞報道によれば、とりあえず例のカラス以外、鳥インフルエンザの蔓延は見られない――ということでした。

 ただ、じゃあどうして韓国から京都の養鶏業者までウイルスが届いたんだ、など色々と疑問点は尽きないのですが、現状ではまず胸をなで下ろすことにしたいと思います。

 現状では…。

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2004.03.29

鳥インフルエンザ…

 この件であまり騒ぎすぎると「風説の流布」になりかねないので控えめにしておきたいところなのですが、大阪在住の方のblogで、鳥好きとして看過できない情報を読んだので、こちらにも紹介したいと思います。

「画像ちゃんねる管理人★のblog」より

ここ大阪では、カラスが某インフルエンザにかかっているというニュースで、 一同びびってますが、ちょいと地元情報を・・・ 大阪市住吉区にある、住吉公園のハトが死にまくってる模様です。 もうね、あちこちでバタバタと。

――「青色申告」

 このblogは嫁さんが「エキサイト・ブログ」の新着記事コーナーでたまたま見つけたサイトです。真偽のほどは不明ですが、実際にはどうなんでしょうか? 鳥好きとして非常に不安です。

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2004.03.25

不偏不党を破った対価…100万円?

 まずはこの記事(朝日)この記事(読売)を読んで貰ってから、この市民団体がNHKと番組制作会社を訴えた裁判について、考えてみたいと思います。

 この事件は、色々とよく分からない事が多いのですが、結論から言えば、取材相手に過度の期待を持たせるような取材をした――と言いますか、政治問題に関して片方の立場に立つような姿勢を最初から示した――マスコミ(ここでは制作会社)の「非」を示した裁判ではないかと、僕は感じました。

 わざわざ取材に協力してやったのに、自分の意見が採り上げられなかったら――腹が立つとは思います。でもそれは、客観報道だとか批判だとか検証だとかを実現する上でやむを得ない出来事であり、これを禁じたら自由な報道は死んでしまうでしょう。これについてはどうも今回の判決でも考慮されているらしく、賠償は「期待を持たせたのに、それを果たさなかったこと」に起因するようです。

 本来、マスコミ(特にNHKのような公共性の高い団体)は、不偏不党の立場を貫くべきです。今回の件で、過度の期待を持たせるような取材をした制作会社は、不偏不党の立場を明らかに逸脱しています。多分、中立の立場で取材をした上で番組を制作すれば(その番組の趣旨が団体の行動に対する批判であるなしに関わらず)、裁判にはならなかったでしょう。不偏不党を破った対価が100万円で、果たしてこれは高いのか安いのか、また期待を持たせた側に払うべきお金なのか(本来は取材対象ではなく視聴者に対する裏切りなのでは?)、などを考えると、なかなか難しい問題のように思いました。

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2004.02.17

ホンダと飛行機のフォロー

 ログを見ていると、「ホンダ 飛行機」というキーワードで飛んでくる人がやたらと多いのが気になったので、googleで検索してみたのですが………ウチが1位になってるじゃないですか(泣)。昨日の新聞報道などのこともあるので、ちょっとフォローをしておきます。

 当然の事ながら、件の義父はホンダの飛行機が大好きです。それに、何だかんだ言って日本の航空宇宙産業は手堅い官需を見込んだ商売な訳で、それと関係の無いところで飛行機やってるホンダは偉いとボク自身も思います。ということで、フォローでした。

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2003.12.06

ホンダと飛行機

 嫁さんのお父さん(つまり義父)は,ホンダ一筋で30数年間勤務した人なので,一緒に食事をしたときに,ホンダの話をよく聞きます。

 義父は,藤沢武夫から直接薫陶を受けた最後の世代にあたるバリバリの営業マンです。だから,技術畑出身の川本氏が社長だった時代の技術主導のホンダがいかにダメな会社で,その後のマーケティング主導になってミニバンばかり作り始めたホンダがどれだけ素晴らしいか,蕩々と語ります。非常に面白いです。

 実際,1992年にF1撤退を余儀なくされた頃のホンダは,三菱自動車が吸収するんじゃないか(通産省がそれを望んでいるのではないか)と噂されるほど業績が落ち込んでいました。その後大々的な復活を遂げた訳ですが,その要因を徹底したマーケティング主義にあるとする義父の話に,商学部でマーケティングを専攻した自分は,心を躍らせました。

 そして義父はもう一つ,興味深い話をしたんですね。

 曰く「日本の自動車会社で成功したのはトヨタとホンダだけで,日産,三菱,富士重工業は外資の軍門に下らざるを得なかった。この違いはどこにあると思う」と。

 その答えを義父は「航空宇宙部門の有無」だと言うのです。つまり,航空宇宙部門を持っていた日産,三菱重工(1972年に三菱自動車を分離),富士重工業では,一番優秀なエンジニアが航空宇宙部門に行ってしまう。それに対してトヨタとホンダでは,一番優秀なエンジニアがクルマだけを作った。だから成功したのだ,と。

 僕自身が,国産ロケットや国産飛行機について「車輪の再発明」という思いを持つ方なので(異論はたくさんありそうですが),この説については非常に納得できるものを感じました(もっとも,ホンダもトヨタも飛行機の研究や開発はしてますので,事業として成り立っているかどうか,という点で考慮しました)。日産が復活したのも,(因果関係は別として)航空宇宙部門を売却してからですし。

 でも,今日びっくりするニュースを見ました。ホンダがいよいよ飛行機を製品化するというのです。先ほどの説に従えば,ホンダのエンジニアが「本当はASIMOや飛行機がやりたい」って人ばかりになったら,ちょっとまずいかもしれませんね。

 もちろん義父自身は「ホンダの技術」や「ホンダのクルマ」を徹底して愛しています。

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2003.11.26

FC東京終戦+出会い系サイト話

 週末更新が無かったのは,22日の試合でFC東京が勝てなかったからです…
 というのは嘘で,週末はやっぱりWindows系のニュースが少ないです。その代わりに色々と思うところを書き連ねたりもしたいのですが,なかなかネタがなくて。なのでWindowsとは全然関係のない話を書きます。

・出会い系サイト

 週末,ちょっとした用事がありまして,大学時代にお世話になったゼミの教授の所へ,後輩にあたるゼミの現役学生と一緒にお邪魔してきました。僕の先生は来年3月で退官なので,退官記念行事などの打ち合わせなどがあるのです。

 その帰り道,学生と話をしながら駅まで歩いたのですが,

学生「あ,これからちょっとバイトがあるので失礼します」
僕「ん?何のバイト?」
学生「えー,データの打ち込みのバイトなんですけど」

 ちなみにこの学生,男です。

僕「へー。休みの日に,それもこんな時間(夕方5時)から?」
学生「実は〜,出会い系サイトのデータの打ち込みなんですよ」
僕「??」
学生「要はサクラで」
僕「ええええええええええ?」

 どうも彼は,大学の友達の紹介で,出会い系サイトのサクラのバイトをしているとのこと。現在彼は,10以上の「キャラ」を操っていて――「たくさん返事が来るようなプロフィールを自分で考えて,色んな掲示板に書き込むんですよ。で,返事が来たら,その相手がまたメールを出したくなるようなテンプレートを送って,メールのやりとりしてます。このテンプレートも結構考えるんですよね。ハートとか超使ってますよ」「男から,“会おうよ”なんて本当しょっちゅう来ます」(彼)

 もうここからは聞く一方です。「どんなキャラですか? 僕が考えたので一番人気なのは歯科助手で,土曜日はお花の稽古に行くんですよ。“普段は白衣を着てるんだけど,週に一度は和服を着るの”とか言うのがすごく受けるみたいっす」「あと,“甘えん坊なんだけど,いい?”とかメールすると,絶対返事が来ますよね。そういうテンプレートを考えるのが,コツなんですよ」

 時給は1時間1200円で,月のバイト代は10万円〜15万円ぐらいになるそうです。「で,一ヶ月2万受信クリアすると時給が100円上がるんです」。2万受信???

 「ええ,男から送られてくるメールが2万通来ればいいんですが,先月も2万受信行ったんで,時給上がりましたよ」。ちなみに送信者の方は,一通メールを送るのに500円払うそうです。つまり,500円×2万通ですから,彼の先月の売り上げは1000万円………「あー,やってるの,女の子も多いですけど」「でも,オペレーターにはモヒカンもいますよ」「携帯のメールは全部パソコンでやるんですけど,200文字っていう制限があるので,ゼミで文章書く訓練したの,超役立ってます」

 そんなバカ学生,いやーん(笑)

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2003.11.19

Newsweekの最新号は「PC時代の黄昏?」

 米国で発売されているNewsweek誌(つまり本国版)最新号は,特集が「PC時代の黄昏?(TWILIGHT OF THE PC ERA?)」で,表紙がビル・ゲイツ氏だそうです。その特集に関連して,ゲイツ氏に意見を送れるメール・フォームも用意されている模様。ゲイツさんに言いたいことがある人は,ドシドシ送っちゃいましょう。
 それにしてもNewsweekのサイトって,MSNBC(MSとNBCの合弁会社)にあるんですね。だもんでサーバーもIISですな。そしてMSNBCのサイトで「PC時代の黄昏?」なんて見ると,結構どっきりしますね。
 日本語版の特集は「ニュー在日パワー コリアンジャパニーズ」だそうです。そしてその下には10月22日号の「『拉致』された北朝鮮報道」に関するお詫びと訂正の文章が。あー。

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2003.11.18

ゲイツと勃起不全薬の話がzakzakでも…取り上げられませんでした

 今日のzakzakのニュース「バイアグラ新戦争勃発…16分で役立つ秘薬登場」はご覧になりましたでしょうか?
 そこに「米国イーライリリー社が開発し、欧州で今年2月に発売された「シアリス」という治療薬」という紹介があります。この薬,すでに欧州では20%の市場シェアを獲得した,バイアグラ対抗の本命とのことです。
 しかし,この記事は見落としています。実際にはこの「シアリス(cialis)」は,zakzakの言うようにイーライリリー(Eli Lilly)の独自開発ではなく,Eli LillyとICOSの共同開発です(ABCニュースのソース)。そしてこのICOSの10%の株式を保有する第二位の大株主こそが,我らがビル・ゲイツ先生なのです!!
 このABCニュースの記事によりますと,シアリスは「薬を飲んでから最大24時間連続で効果が持続する。つまりバイアグラよりも持続時間が20時間も長い」「薬を飲んだら16分で勃起する」という,恐ろしい効果を持った(24時間も勃起したら困る気もするけど)勃起不全薬なのです。
 その開発元の大株主がゲイツ先生! なのに,なぜこれが報じられないのですか!
 ちなみに嫁と「ゲイツ先生が関連する勃起不全薬のイメージ」を話し合ったところ

・「よくフリーズする?(ということは勃起が永遠に持続する?)」(嫁)
・「定期的にダウンする?(つまりはダウンする?)」(俺)

 と,意見が真っ向から分かれてしまいました。皆さんはどう思います?
 ――下品なネタで申し訳ない。

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2003.11.15

一日お休みしました

 ビル・ゲイツと勃起不全薬ネタが全くウケなかったのをスネた訳ではありませんが,ちと仕事が忙しかったので更新を一日お休みしました。
 実は一昨日から,ホスティング業者のロリポップがアクセス・ログ提供を開始ししたので,このサイトの閲覧数がどれぐらいか,外部からリンクが張られているのかチェックできるようになったんですけど,やっぱりまだまだアクセスが少なかったです(しょぼーん)。
 ビル・ゲイツねたはちょっと自信があっただけに,皆さんもお知り合いに耳打ちして下さい(笑)
 ちなみに来週は,スティーブ・バルマーが来日しますね。僕も月曜日の早稲田大学の講演会に申し込みをしてみました。申し込む際に答えさせられるアンケートがなかなか面白かったですよ。「好きな開発言語は?」とか聞かれて困りましたけど。IDは300番台でした。
 そして今日も週末断食に挑戦中です。おなかがすいたなぁ…

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