今回は「Windows XP Reloaded」に関する妄想を書いてみたいと思います。
その前に、意識している人は多くないかもしれませんが、3月31日に「Windows 2000 Professional」の販売がほぼ終了します。「DPS版」または店頭で「OEM版」と呼ばれる、アキバのPCパーツ店などでHDDなどと一緒に購入できる商品は来年の3月31日まで販売が続きますが、パッケージ版のWindows 2000と、Windows 2000がプリインストールされたパソコンの販売は3月31日で終了します。デルなどはWindows XPをダウングレードしたWindows 2000プリインストール・パソコンを販売しますが、それはあくまでWindows XPパソコンになります。
さて、この販売スケジュールの原則をWindows XPに当てはめてみますと、「Windows XPはProfessional」も「Home Edition」も、2005年12月31日(来年一杯)で販売が終了する予定になります。あと1年9カ月。でも、次期バージョンであるLonghornの登場は早くて2006年。実際には2007年になるんじゃないかなー、なんて言われてます。じゃあ、2005年以降はマイクロソフトは何を売るの――??
という話を前にも書きましたが、どうもWindows XPの販売期間延長で間違いないようです。販売期間延長に伴ってサポート期間も延長せざるを得ませんから、現行Windows XPユーザーもホクホク顔です。とりあえず2010年まではWindows XPを使い続けられるんじゃないでしょうかね?
ただし今まで「新しいOSが出たからパソコンを買い換えましょう〜」というマーケティングを実施してきたMicrosoftやパソコン・メーカーにとって、Windows XPの販売延長はあんまりありがたい話ではありません。「新しさ」を売り込むネタが、とりあえずは64ビットCPU(Athlon 64)ぐらいしか見当たらないからです(もっとも僕はNECの液冷に惹かれて昨年新パソコンを新調しましたが)。
そこで「Windows XP Reloaded」の出番です。
どうもWindows XP Reloadedの正体は「Windows XP SP2 + Windows Media Player 9などXP以降に登場したMSテクノロジー」程度で、個人がWindows XPに対して、Service Pack(SP)1や.NET Framework、Windowws Media Player 9、SP2などを逐次インストールしたものとほぼ同じになるようですが(そうでなければ互換性を気にするソフト・メーカーや周辺機器メーカーが困るでしょうし)、店頭パッケージやプレインストール・パソコンの商品名だけは「Windows XP なんとかかんとか(Reloadedの正式名称)」になるようです。
それで名前が変わったことでもって「新しいですよ!」「最新ですよ!」というニュアンスを打ち出すようです。もしかしたら現行Windows XPユーザーも、SP2とは別の「フィーチャー・パック」みたいなCDを入手して適用したら「あなたの今のWindows XPもあっというまにReloadedに」みたいなことになるかもしれませんが、一般ユーザーにとってはあらかじめReloadedになってるOSを買ってくる方がラク、なシナリオになるでしょう。
実際に無印のWindows XPじゃ、現在の最新ハードウエアには全然対応できないんですよね。USB 2.0も対応してないし、最近ではチップセットに統合されてるギガビット・イーサネットも追加ドライバ無しには使用不可能、Serial ATAはもちろん137GBを超えるHDDは認識すらできない――。この内のいくつかはWindows XP SP1で「機能強化」されてますけど、今後も「Service Pack」なんてマニア向けな名前でコッソリと強化するよりは、もうちょっと華のある名称で「機能強化」を高らかにアピールしたい。そうなるとちょっと新しい名前が何だかよさげになるでしょう。
昔のWindows 95 OSR2は正に「機能強化したプレインストール専用Windows 95」でしたが、Windows XP Reloadedは店頭販売パッケージの名前にも反映されるかもしれません。
以上、ネタ元+妄想元は「Windows XP "Reloaded" FAQ」でした。
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