Expressって何?
Microsoftが開発者向けイベント「TechEd Europe」で,開発ツールの簡易版(もしかしたら無償版)の「Visual Studio 2005 Express Edition」と,SQL Server 2005(Yukon)の簡易版(こちらは間違いなく無償版)の「SQL Server 2005 Express Edition」を発表しました。
どちらも「非プロフェッショナル」のユーザー(趣味でプログラミングをする人や学生)が,気軽にアプリケーションを開発するための(無償)ツールとしての位置づけです。どちらも発売は来年の予定。
20年ぐらい前であれば,MSXみたいな3万円のパソコンでもBASICが必ず搭載されていて(というかBASICしか無かった),当時小学生だった僕でも「ベーマガ」片手にプログラミングに挑戦したりしたものでした。しかし今のWindowsパソコンには,当時のBASICに相当する「誰でもアプリケーションを開発するツール」が入ってません。一番手軽なVisual Basic .NETでも2万円しますから,プログラミングの敷居は20年前と比較してかなり高くなったと言っていいでしょう。そこでMSとしては「Express Edition」というのを出すことで,この敷居をもう少し下げたい模様。その心意気は良しですね。
でも,Visual Studioの「Express Edition」が,どういうシロモノなのか,Webを読むだけではよく分かりませんでした。もう既に,ベータ版をMSのサイトからダウンロードできるので,自分で確認してみればいいのですが,小生非プログラマなので,自分で違いが判別つかないのです…。簡易版という以外は,よく分かりません。
その一方で,SQL Server 2005 Express Editionが何なのかは分かりました。FAQによると,
SQL Server Express is designed to meet the needs of simple applications. Therefore, it is limited to using a single CPU and up to 1GB RAM, with a 4GB maximum database size. SQL Server Express does not include any of the advanced components of SQL Server including Analysis Services, Reporting Services, Data Transformation Services, and Notification Services.
簡単なアプリケーション専用。よって,1CPUでしか動かないし,メモリーも1Gバイトまでしか使えません。データベースの最大サイズは4Gバイトです。またSQL Serverが備えるAnalysisサービスやレポーティング・サービス,データ変換サービス,通知サービスは備えていません。
とのこと。これから判断するに,現行の無償データベースである「MSDE 2000」(データベース最大サイズが2Gバイト)よりも,かなり良い無償データベースになりそうですね。MSDEには管理ツールが無いけど,SQL Server 2005 Express Editionには「管理ツールがない」とも書いてないし。面白そうです。
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